燃えよ剣
あなたの運命の一冊は?
ともし聞かれたのなら、迷うことはあったとしても、答えは決まっているように思う。
中学生の頃に夢中になって読んだ、あの小説。
剣に生き、剣に死んだ男の生涯を描いたーーー「燃えよ剣」
一択なのです。
ずっとずっと一択なのです。
中学生という、感性が1番鋭い時期にこの作品に出会った。出会ってしまった。
それから思い出したようには読み、また忘れた頃に読む。
何度読んだか分からないよ。
だって大好きなんだもの。
今日、映画化を知りました。
ファンの端くれとして、なんか書こうと思ったのに。
・・・なんも思いつかねえ!
わたしの持つどんな言葉でも表現できない。
大好きすぎて「すげー好きなんだわ」としか言えません。
どんな風に映像化されるのか、楽しみではある。
でもーーー、なんかちょっと観たくない気持ちもある。
好きすぎて、自分の中のイメージが裏切られちゃうのがイヤなんだろうなぁ・・・。
せっかく映画化されるので、もう一回読み直そうかと思っています。これを機に、司馬遼太郎とか全然知らなかった人にも手に取ってもらいたいなぁ。