ゆりこんぐのブログ

主にゲーム、読書、好きなことをゆったり、時に熱く。お暇な時に読んで頂けると嬉しいです。

エンドコンテンツで心が折れた話⑤〜それからのこと〜

 

⑤それからのこと

 

心がボッキリ折れて

 

あー

もしかして?

もしかして?

もしかしてだけど?

イヤイヤ、薄々は勘付いていたけれども!?

今まで自信満々だったのは本当に気の所為で

わたしって

わたしって

 

エンドに挑戦してはいけない人間だったのかも・・・

 

ということに気付きました。(気付くの遅!!

 

誰かを勝たせてあげられる事はできなくても、同じ土俵で戦える事はできると思っていたのに。存在自体が迷惑だったとは・・・!

 

アッハッハッハッハッハ〜〜〜!

しかも昔超調子こいてた〜〜〜〜!!

もう笑うしかね〜〜〜〜〜!!!🤣🤣🤣🤣

 

それからは本当に「エンドコンテンツ」に対してやる気がなくなってしまって、自分の殻に閉じこもるようにしてレベル上げのついでに結晶金策していましたね。これを読んだわたしのフレンドさんは苦笑いしてるかも。

「確かにwwww

 あいつwwww

    毎日元気タイムだったwwwww」

と。

元気玉1日4玉ぶっこむなんてザラでした。

タイムは毎日元気だったけれど、心では泣いてました。

 

うまくねえんだよおっっ!!!

 

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1,000万ゴールドもなかった所持金が気付いたら4,000万ゴールドになっていて、自分でも少し引きました。3,000万近いゴールドを結晶金策で稼いだわけです。

 

結晶金策、神かよ。

 

そんな風に陰キャラメンヘラ気質を大爆発させてソロプレイを楽しんでいたわたしに、とあるかわいいフレちゃんから、あるお誘いが。

 

「ねぇねぇ、こんぐちゃん。サソリいかない?」

*わたしの脳内ではこの子の声はとってもちっちゃくってささやくような感じに聞こえている

 

え!

こんな他人に迷惑をかけることしかできないわたしと!?

存在自体がお荷物なのに!?サソリとか!!!

 

道具使いしかできないけれど、道具使いだって覚束ない。むしろ道具使い自体が要らない子・・・。

 

イキリ倒してたのは全て幻でゴミクズのような存在のわたしに声をかけるなんて・・・

 

でもでも、サソリならなんとか、迷惑はかけずに、少しはマトモにできるかもしれない。

 

不安な気持ちを抱えたまま参加したサソリだったけれど・・・

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もう本当に。

 

楽しかった。

 

ひつじがウェーブに当たって死んでも

「ひwww

 ひつwww ひつじwwww

 ウェーブで死んでるwwwwww

 あ、わたwwわたしも死んでるwwwww」

ひつじをウェーブの巻き添えにしても

「ごwwwごめwwww

 ひつじwwwww

 死んでるwwwwww

 なかよ死wwww」

ひつじが絶を避ける度にジャンプしても

「ひつwwwwひつじwwwww

    なにあのジャンプださwwwwww

    こっち見てジャンプしてるwwwww」

ジャンプできなくて死んでても

「ひwwwwwひつじwwwww」

てな感じでずーっと笑ってました。

 

ひつじくんの名誉の為に言っておきますが、ひつじくんが頭おかしい変な人ってわけじゃないです。むしろ地頭はすごいいんじゃないかな?

 

回数を重ねるごとにグングン上手くなっていく彼を見て

「す、すごい!!」

って本気で感心しました。

でも1人じゃうまくならないよ。

うまくなる為に誰かと練習して、ひつじくんに色々教えてくれた人がいたんだなぁって思いました。

そんな人たちがいるひつじくんを見て「いいなぁ」と思うことも。

わたしにはそんな人はいなかったから。

 

毎回ふざけにサソリを倒しに行っているかといえばそんなことなくて、我々は至って真剣でした。真剣に倒しに行っているのに、何故か絶対笑いが起きると言う神に愛されたメンバーでした。笑いの神にね。

たまにこんな我々も、ノーミスで黄色まで削れることがあるんですよね。

ノーミスという稀な状況に全員緊張しているのが画面越しからも伝わってきました。アイコンの表情は変わらないのに、いつもの優しいみんなの顔が緊張で引き締まっているように見えました。

むしろ逆に全滅した方が安心してしまったり。

「映画かと思ったよ」

なんてお互いの見せ場と健闘振りを称えあったりして。

 

そんなくだらなくて、たわいもない、でも愛おしいやり取りの数々を、わたしは昨日のことのように覚えています。

 

心が折れてしまっていた。もう2度と誰とも組みたくないと思っていた。ソロプレイを気取っていたけれど、本当は逃げてただけ。傷つきたくないから、自分の世界に逃げ込んだ。

 

みんなと過ごす時間そのものが、そのあったかくて優しい気持ちが、わたしの折れてしまった心に沁みました。

でもその優しくてあったかいもの。

それは、たぶん。

もうわたしが持つことのできない、と思っていたものだった。

そんな大事なものをたくさん持っている、みんなのことが、わたしは大好きになったんだよ。

 

 

ーーーまだちょっとだけ続く