明日、会えなくなったとしても
先日、大好きなフレンドさんの訃報が飛び込んできました。あまりの驚きと衝撃で頭の中が真っ白に。
真っ白の次にやってきたのは、大きな悲しみ。
もう遊べることも、わたしのブログを読んで感想を言ってくれることも、お話することもできないのか。
そう思ったら、涙が止まりませんでした。
一人では抱えきれない悲しみをぶつけるようにして、この記事を書きました。
わたし以上に悲しみ、辛い思いをし、それでも前を向いて歩いている方がいる中で、こんな記事を書いてしまうことが許されるのかどうか。
公開してしまうことをずっとずっと迷っていました。
今もこうすることが正しいことなのか、わかりません。
人によっては、不愉快に思うこともあるでしょうし、読む人を選ぶ内容かと思います。
ただ思ったのは、わたしのような人間にも「悲しい」とか「淋しい」とか言える場所が必要なのではないかと。
悲しみや淋しさは、分かち合う事は出来ないかもしれない。
それでも、そう言える場所がある事、それこそが遺された人間にとって「救い」になるのではないかと。
そんな風に思ったからです。
何よりも、わたしがその「救い」が欲しいと思ったから。
空の上に行ってしまったあの人は、今もなお、大切なドラクエ仲間であり、フレンドであり、友人です。それはこの先変わる事はないでしょう。ずっとずっと大好きです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー↓当日の記事
こんな記事を書いていいのかどうか。
今も迷いながら書いている。
迷ったけれど、悲しみが溢れてしまって。
どうすることもできないので、どうかどうか今だけは許してほしい。
渦巻く悲しみが大きくて、こぼれていく。
こぼれてしまった悲しみが、涙となって溢れていく。
涙の海があると言うのなら。
涙の海がキミに繋がっているのなら。
どうかどうか届けてほしい。
いつかわたしは言った。
このブログは手紙みたいなものだと。
未来の自分だったり、今まで出会ってきた人達への。
わたしは今日もいろいろあるけれど、元気にやってるよ。
みんなに出会えて本当に良かった。
いつか会えなくなったとしても。
元気でやっているならそれでいいんだ。
そんな、祈りにも似た手紙。
誰かに届いても届かなくても。
元気でやっているならそれで。
キミがこのブログを見てくれると知った時、本当に嬉しかったよ。
1番、届けたい人だったから。
書き続けてさえいれば、繋がっていられるような気がしていたんだ。キミが見ていてくれる、それが結構な勇気になったんだよ。
届くような気がしていたんだ。
元気でやっているのならそれで。
なんて祈りにも似た願いが届くような、そんな気がしてたんだ。
今日はね、こんな事があって。
わたしは元気にやっているよ。
でも、やっぱり会いたいから。
いつか戻ってきたら遊ぼうね。
そんな気持ちで書き続けていた。
「いつか」はもう来ない。
永遠に閉ざされてしまった。
「元気にやってるなら」なんてそんな願いすら届かない場所に逝ってしまった。
それでも、もし本当に神さまがいるのなら。
どうかどうか届けて欲しい。
天国というものがあるのなら。
空の上まで届け欲しい。
伝えることのできなかった、めいっぱいの「ありがとう」と「大好きだよ」を。
一緒に過ごせた時間が、想い出が、わたしの宝物であり、輝きです。
ほんの短い時間だったかもしれないけれど、わたしにとってはかけがえのない時間でした。
キミのくれた優しさが、強さが、臆病なわたしに勇気をくれました。
出会いは些細なツィートから。
キミと出会って、わたしは新しい世界を知りました。
もっと自由にいろんな事を楽しんでいいんだ、ということ。
自分を表現することの楽しさ、難しさ。
大人になるにつれてどっかに置き忘れてしまった大事なもの。
数えきれないたくさんのことを教えてくれました。
キミの人となりを知るうちに、ますますファンに、大好きになりました。
二人で行ったいろんな場所。ver3の世界。
本当はね、あの時みたいに二人でver4の世界を回れるんじゃないかって思ってた。
今度はわたしが運転してさ。
交わした会話。
ほとんどがくだらない内容で、でもお腹がよじれるくらいに笑ったんだ。
話した後はいつも明るい気持ちになれて、頑張ろうって思えたよ。明日も頑張ろうって。
誕生日にくれたプレゼント、手紙。
なんでわたしは、写真をもっと沢山撮っておかなかったのかな。
手元に残ったお招きのつばさは、使えないままになってしまったよ。
いつもいつも、本当に辛い時に、さりげなく、でも力強くも温かい言葉をくれたね。
「ゆりちゃん」
声も聞いたこともないけれど。
たった20文字のチャットの中で呼びかけてくれるキミのその声が、背中を押してくれるような気がしていたんだ。
今は悲しみを乗り越える力も言葉もないけれど、キミに出会えてわたしは本当に良かった。
ありがとう。