ダンシャリズムについてかく語りき
「断捨離」という言葉を耳にするようになってしばらく経つ。
雑誌なんかでもそのワードがチラホラ。
断捨離とは、から始まり「断捨離する為にはどうしたら良いのか」というハウツーみたいな記事。
かく言うわたくしも、遅ればせながら「断捨離」の真っ最中・・・。
真っ最中、と言うと試行錯誤の末に断捨離を敢行しているように聞こえるけれど、わたしの場合は「とにもかくにも捨てる」ただそれだけです。
今の仕事に就いて3年近くたったのですが、この仕事、制服通勤なんですよね・・・。
制服ってすごい楽です。
な、なんと、職場に着ていく服を考えなくてもいいのです。
考えるのは半袖にするか、長袖にするか・・・。
それだけ。
そうなってくると、どうなってしまうかといえば・・・、ファッションにあまり興味を持たなくなってしまうんですよね・・・。
(え?わたしだけ?)
平日なんて帰って来たらどうせ部屋着だしな、せや!しまむらでええやろー。
しまむら部屋着生活+ドラクエ引きこもり生活の弊害により、わたしのクローゼットの中は時が止まってしまった。
さ、久々に出かけよう!
と思って、クローゼットを開けてみても
着ていく服が・・・ねぇ!
ちょっと待って、ちょっと待って!
それ以前に何着ていけばいいのん?
カーブパンツ・・・?え?
短足ミニマム族には厳しいんだががががが。
あががががががが。
(裾上げしたら「カーブパンツだった何か」しか残らないよ!日本人そんなに足長くないから!最近の服ってスタイルが良い人前提にできていて、なで肩・短足・ちんちくりんの三重苦持ちにとっては辛いものがある・・・トホホ)
ビミョーに型崩れした服とか、ビミョーに時代遅れな服ばかり・・・、新しい服を買おうとしても、古い服がひしめき合っていて、入るスペースがない!
というわけで、おもーいおもーい腰を上げて、普段はめんどくさがり屋な自分に鞭を打ち、断捨離・・・もとい「ただひたすら捨てる活動」を断行したのです。
「ただひたすら捨てる活動」のBGMはもちろん、大好きなエレファントカシマシだぜぃ、エビバデ!
「ただひたすら捨てる活動」を行なって気づいたことは、「断捨離できない奴はとりあえず全部捨てろ!」ということ。
何を残す
何を捨てる
とかそんな難しいことは考えない方がいいです。だって、考え始めると捨てられてなくなっちゃうから。
使う・使わないは考えずに、とりあえず全部捨てればいいんですよ。
全部捨ててみて、「あ、コレないじゃん!」ってなったら、買えばいい。
「あ!コレないじゃん!」ってならなかったら、それは真に不要なものなのです。
というわけで、夏服は全部リサイクルボックスへ。冬服も去年以前に買った物は全て処分。
がらんどうになったクローゼットの中身を見て感じるのは清々しさ。
ふふふふふふ。
夏服は捨ててしまったぞ。
これ以上暑くなったら熱中症で死ぬか、制服の半袖ブラウスで過ごすしかないんだ。
退路を断つとはまさにこのこと。
背水の陣で臨んでやりましたよ。
ギリギリを生きていたいんだ。
頼む!
季節よ進んでくれ!
切実にニットが恋しいです。
(そして来年は夏がはじまる前に夏服を買わなければいけない)