Do you remember?
さ、寒い・・・
寒すぎるぜ、コンチクショー!
11月ってこんなに寒かった?
石油ストーブを出すほど寒くはないけれど、底冷えする今日この頃。
静岡県は、温暖でみかんとお茶の名産地、うなぎパイが心のお菓子、という感じがするけれども、わたくしの住んでる地域は温暖とはかけ離れておりまして・・・。
富士山もうっすら雪化粧。
あぁ、寒い、寒いよ・・・
寒さが骨身に染みるうううううう。
コタツだけでは乗り切れないこの寒さ。
インフルエンザにかかるか凍死するかの二択を迫られている気がする。
予防注射の前にインフルエンザにかかるのはゴメンだし、凍死するのはもっとイヤ!
というわけで、石油ストーブ様登場までの繋ぎとして、電気ストーブを購入しちゃいました。
ヤマダ電機で2,000円未満でした。
電気代?
そんなことは知らねーなぁ。
ふぅ、あったけー。
ぬくぬく。
ふくふく。
コロコロ。
ゴロゴロ。
スヤスヤ・・・。
もう11月か・・・。
2019年もあと僅かとなりました。
思い起こせば、2019年の始まりは・・・。
大阪、フェスティバルホール、エレファントカシマシの新春ライブ!!
あの時、あの場所に、あの空間に、自分が居たなんて。
ちょっと信じられない。
本当に夢みたいだったよ。
2019年の始まりのエレファントカシマシは、最高にカッコよくて、ロックで情熱に溢れていて熱くて・・・。
はぁ。
今思い出しただけでも、魂が震えてくるぜ。
心がボッキリ折れそうなあの瞬間に「風に吹かれて」を聴いて以来、ずっとずっと大好きなんです、ファンなんです。
日常のそこかしこに、いつもあるのはエレファントカシマシの曲。
ただ、最近はエレファントカシマシとしての活動よりも宮本さんのソロ活動が多くて・・・。
宮本さんは大好きなんです、ファンなんです。
(あれ、2回目?)
あんなにカッコいい人はいないと思う。
控え目に言っても存在が奇跡だと思う。(真顔)
でもでもやっぱり、わたしはエレファントカシマシがそれ以上に好きなんです。
あの4人揃った時の最高に男臭くて泥臭い感じが大好きなんです。
なので、ソロとしての活躍を見るたびに、
「ふぁぁぁ・・・。宮本さああああんんん!カッコいいいいい!!!」
と興奮する傍ら、「やっぱりエレファントカシマシの4人の音楽が聴きたいなぁ。」という淋しさを感じておりました。
人間てワガママですよね。
大好きな音楽を聴ければそれで幸せなのに。
しかし。
「Do you remember?」
※YouTube貼り付けようとしたけどなんかうまくいかないので、興味を持った人は各自検索してくれよな!
この曲を聴いて、そんな淋しさが吹き飛んでしまいました。
だってカッコ良すぎる!
カッコ良すぎるもの!!
こんなにカッコいい人達がいていいの!?
いいんでしょうね!!
音楽的なことは全く分かりませんが。
この歌い出し
♪ご覧、 ガードレールにうずくまる ひとりの男あり
逆光のシルエット 悲しそう 涙さえ浮かべているのに
「ごらん ガードレールにうずくま・・・」までは宮本さんの歌声が伸びやかだから、油断しちゃう。安心しちゃう。
優しくも放牧的な世界が広がるのかなー、なんてね。
「うずくまる」の「る」がフランス人もびっくりな猛烈な巻き舌!
猛烈で激烈な巻き舌から始まるのはめくるめくロックでパンクな世界!
やばい、カッコいい。(語彙力)
素晴らしい音楽というのは時に語彙力すら破壊するのだ(名言ぽい迷言)
アアアアアアアア!
カッコいいよおおおお!
カッコ良すぎるだろう!!
人間、日々生きていると自分の人間性というか可能性を全否定されるようなことが多々あります。
こんなに一生懸命やってるのに
とか
まだやれるのに
とか
そういう気持ちが知らない間に溜まっていって、「本当の自分」がどこにいるのか、なんなのか。よく分からなくなってしまったり。
壁にぶつかったり、乗り越える度に強くはなるけれど、大事な何かを消耗しているような。
根っこの部分、やわっこい部分をすり減らしているうような。
そうまでして守らなくちゃいけないもの、戦わなくちゃいけないものってなんなの?って思ってみたり。
なんだか知らない間に持ってしまった自分の荷物。
大事なものもたくさんあるけれど、押し付けられたようなものもしばしば。
要らないけれど、捨てられないものがひしめきあっていて、新しいことを始めたいのに、出発地点はここだって思ってるのに、進むことすらままならない。
そういう度に、見えない誰かに否定される度に思う
ありのままの自分でいられたら
もっともっと豊かな何かがそこにあるのに
って。
見えない誰かが否定しているような、否定されているような気がしているけれど。
本当は、自分を否定しちゃっているのは他でもない自分自身だったり。
だめだ、って。
できない、って。
知らない間に作ってしまった「自分らしさ」故に決めつけてしまう。
いつか見ていた夢を千切ってしまったのは、自分だったりして。
なんだかたくさんの荷物を抱えて、ちょっと苦しい。
そんなわたしに、この歌詞が刺さる、刺さる。
♪ありのまま 目にうつる この世には
豊かな全てが 広がっているのさ
これって、そんな荷物は捨てちまえよ、ありのままでいろよってことじゃなくて。
たくさんのいろんなしがらみを抱えてしまって、それを捨てたいだとか。
もっとできるのに、やれるはずだ、とか。
踠いたりジタバタして、でもちっとも上手に生きられない。
そんな不器用にしか生きられない人間でも、その不器用なまんまで目にうつるもの、全てが愛おしくて素晴らしくって、「豊か」。
いつかどこかに捨ててしまったような「豊かさ」。
いつか話した「夢の夢」。
でもそれはそんな不器用な今のお前にもあるから、だから今日を明日を毎日を生きて行こうぜって唄っているような気がしてならないんです。
そんな風に唄われちゃったら、やっぱりライブに行きたくなっちゃうよね・・・。
とりあえず、今はお金が切実にないので、通勤時にこの曲を聴いて、生きていくぞ!!